設備のこだわり

step 1 漬け豆タンク

原料の大豆は岐阜県産。お水は長良川の地下水を使用しているそうです。 おいしいお豆腐を作るために、材料からこだわっているのですね。

きれいに洗った大豆は、14から15℃の地下水に15から20時間漬けおきします。 夏冬漬け置き時間を同じにするため、この部屋の温度はいつも10℃に保たれています。 この時点で、既に半日以上時間がかかっているわけです。下準備だけでもこんなに時間がかかるとは!お豆腐は他の食品と比べても製造工程が多いそうです。

step 2 豆乳煮釜(無消泡)

ふっくらとお水をふくんだ大豆をすり潰した後、煮るのがこの豆乳煮釜。一般的には、泡が立って空気が入ると美味しい豆乳が出来ない為、泡が立たないよう消泡剤を投入します。しかし、つじかねでは、特殊な煮釜を使用することで、 この問題を解決!一切 消泡剤は使わない!!のです。安心して食べることができますね

step 3 スクリュー絞り機

次に、豆乳と おからをスクリュー絞り機で分離させます

step 4

ここから見えるたくさんのパイプをつたって、工場内を豆乳が駆け巡るわけです。すごい流れ作業です

step 5 豆乳冷却・タンク

パイプをつたってきたアツアツの豆乳は、ここで一気に10℃まで冷やされ、一旦タンクの中へ

step 6 スチーム凝固機

にがりを混ぜた豆乳を型へ流し込み、スチーム凝固機の中で2時間かけてゆっくり蒸し上げます。
なめらかで弾力のあるお豆腐をつくる為です。

step 7・8 取り出し・型箱入れ・プレス

蒸し上げた後、一旦くずして、再び型の中へ。圧力を調節しながら、さらに水分を絞っていくと・・・木綿豆腐の出来上がりです!

step 8

ここから見えるたくさんのパイプをつたって、工場内を豆乳が駆け巡るわけです。すごい流れ作業です

step 9 クリーンパッカー・包装

カットして、パックの中へ。そして出来上がった木綿豆腐が流れてきます。
お豆腐が渋滞しているかのように、た~くさん並んでいました。


step 10・11 ボイルクール槽・金属探知機

最後に、味を損なわないよう注意しながら熱を加えて殺菌し、急速冷却。 さらに金属探知機で異物混入がないか調べます。お客様に商品としてお届けする 前の最後の安全点検です。

step 12 かご詰め

出来上がり!!木綿豆腐の他にも、からし豆腐やおあげ・・・どれも美味しそう~!「食べた~いっ!!」

※最後に・・全部の行程に要するのは、約24時間。細やかな神経を使う本当に大変な作業です。
「添加物などを使わないことで、 時間や手間がかかりますが、それでも安全でおいしいのが一番。」と語る つじかねの黒田さんでした。